これから毎日日記をつけることにした。よって他人から見たら全く価値のない記述が延々と紡がれていくことになる。
中島らもの躁うつ病との闘いを書いたエッセイで、「心が雨漏りする日には」というものがある。とても良い表現だと思う。鬱っぽい時というのは、特に思いつく原因もなく、じとじとしとしとどこかから心にしみ出してくるようなうっとおしさでおおわれる。自分の感じているこの内的な不安感は、もちろんらも氏のような深刻なもんではないが、原因は何だろう。そう考えること自体がナンセンスだと思う。差し当たって大切なのは雨漏りを防ぐことだからだ。