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頭スカスカ人間による雑文置き場

有酸素状態を維持するのはけっこう難しい

 最近、コロナの影響もあり、ますます出不精になり、自分の運動機能の衰えに不安を覚えたのでスマートウォッチを買った。Xiaomi Mi Band 5。Amazonで安かったので買った。さすが貧者のAppleことXiaomi。「衰え」と見栄を張ったが別に元々そんな高度な運動能力は備えていない事を付記しておく。

 

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 これに限らず、スマートウォッチの最大のウリの一つとして、「心拍数から有酸素運動状態、無酸素運動状態を測れる」という機能がある。この機能を使ってわかったことがある。それは「有酸素運動状態を維持する」というのがけっこう難しいということだ。

 

 息が上がるくらいに運動すると無酸素運動の心拍数としてカウントされる。かと言って、心地よく続けられるくらいのゆるい運動だと、有酸素運動以下の”インテンシブ”というカテゴリでカウントされる。息が上がるか上がらんかのギリギリのところを攻め続けないと中々有酸素運動にはカウントされない。これがきつい。ところで、エアロビクスとは有酸素という意味であることを初めて知った。

 

 とまあ、俗に「有酸素運動を一日〇〇分以上継続して行いましょう」と言われるのが割と難しいということを知った昨今であるが、このXiaomiのMi BandにはPAIという数値で心拍数から運動量を図ってくれる機能がある。年齢や体重、性別によってカスタマイズされる指数だ。運動すればするだけ上がるのだが、一週間で100PAIまでの運動が望ましいとされる。面白いのは100PAIを越えると数値を上げるのが途端に難しくなる、ということだ。適度な運動は身体に良いが、やり過ぎの弊害も大きい。そういう調整を自然と測れるようになっているというわけだ。そして一週間前に獲得したPAIは消え去ってしまう。自然と怠けぐせも矯正してくれるわけだ。

 

 そういうわけで、100PAI維持を目標として今運動習慣の改善に取り組んでいる。通勤や階段昇降といった日常生活の所作も中々馬鹿にならないというもスマートウォッチを使うとわかる。コツは、手を大きく降ること。なるほど、できるだけ心臓に近い方を動かしたほうが心拍数を稼げるに決まっている。こんなふうにゲーム感覚で運動習慣の改善を図れるとは、いい時代になったと思う。